2005-06-01から1ヶ月間の記事一覧

さる友人にblue marbleのデモ・テープを聴かせてみたところ、「ハーパース・ビザールみたいですね」というメールでの返事がきました。で、気になってハーパース・ビザールのアルバムを聴いてみたりしているところです。でもハーパースとウチらじゃ、レコーデ…

Feelin’ Groovy

ザ・フーは子供の頃から大好きで、この「セル・アウト」('67)なんて10歳ぐらいの時だったんですから、今から考えると、随分おマセな小学生でしたよねぇ。でも「ハードロックの王者」とか「パンク・ロックの元祖」とか、そういう硬派なイメージはザ・フーに…

The Who Sell Out

シド・バレットのファースト・アルバム「帽子が笑う・・・無気味に」('70)を聴いてます。昔の日本盤の邦題は「気狂い帽子が笑っている」というとんでもないものでしたが、さすがに今は問題アリですか。しかし音そのものは変えるわけにもいかず、今も昔も「ヤ…

The Madcap Laughs

アリーワ・ラヴァーズ・ショウケース

何ともスウィートなラヴァーズ・ロックな楽曲にクールなダブ。マッド・プロフェッサーという名エンジニアが中心となって作られたレゲエのレーベル「アリーワ」の12インチ・シングルばかりを集めたオムニバスが、この「アリーワ・ショウケース」('92)です。…

噂のMUSICAL BATONがボクにもまわってきたようです。Kobbanovaさん(id:kobbanova)風来坊さん(id:huraibou)から、ダブルでバトンタッチされてしまいました。MUSICAL BATONって何?と思う音楽好きの方。おそらくあなたにもいずれバトンが来るでしょう。で…

MUSICAL BATON

どうもジャズのライブとかコンサートが苦手な方でして、こればっかりは相性の問題なんでしょうか。特にソロとか延々やられても退屈なだけなんです。でも決してジャズが嫌いというわけではなく、いやむしろ大好きなんですよ。でもジャズは家でレコードを聴い…

My Favorite Things

数ある70年代英国フォークのなかでも、このヘロン(HERON)というグループは何か特別な響きがあります。多くの英国フォークがトラッドという伝統に趣きを置いているのに対し、ヘロンはもっと素朴な歌心があります。特に野外録音されたこのファースト…

HERON

矢野顕子の80年代、アルバムでいうと「ごはんができたよ」('80)(写真)から「峠のわが家」('86)あたりまでにおける坂本龍一のポジションというのは、そのシンセの音色選びや、奇抜なアレンジも含め、時に「ケンカ売ってるの?」といいたくなるほど愛憎入り…

ごはんができたよ

ブギー・ナイツ

世代的にまったく違うんで、70年代のディスコが青春というわけではないんですが、この「ブギーナイツ」('98)を観終わった後は、思わず「ディスコ最高〜」と叫んでしまいました(心の中で)。着実に話題作を提供しているポール・トーマス・アンダーソン監督…

我が心のオルガン

この映画も最近観て気に入ってDVD買いました。 60年代の韓国の田舎の学校が舞台の初恋物語です。 家庭の事情で17歳の女の子ながら、 小学校に通っている少女(チョン・ドヨン、当時26歳!)が、 赴任してきた21歳の教師(人気のイ・ビョンホン)…

アイデン&ティティ

原作/みうらじゅん、監督/田口トモロヲ、脚本/宮藤官九郎という最強トリオによる青春映画が、この「アイデン&ティティ」('04)。「イカ天」に象徴される、あのバンドブームの最中にデビューしたSPEED WAYは、やがてバンドブーム衰退とともに苦境に立たされる…

青春デンデケデケデケ

「青春デンデケデケデケ」というタイトルを初めて耳にしたときは、もうそれだけでストーリーが想像できたものです。大林宣彦が監督した映画版('92)を昨日久しぶりに観直しましたが、いつ観てもいい気分になれる、本当に素敵な映画です。原作は芦原すなおで小…

一般的には笠井紀美子というとジャズ・シンガーというイメージなのかもしれませんが、結構ポップスやソウルっぽいアルバムも多いんですよね。あえて言うなら、コンテンポラリー・フュージョン。まぁ、なんか響きは安っぽいですが、海外でいうとナンシー・ウ…

笠井紀美子

ピーター・ガブリエルって、「ゲイブリエル」という表記が今では定着してますね。こういうアーティストの場合は今の表記と昔の表記の両方で検索するという二度手間がかかります。一度定着した日本語表記をこのように変えてしまうのは、探す方としては軽く迷…

peter gabriel

ノン・スタンダードを閉鎖し、エピック・ソニーから発表したオリジナル・ソロアルバムが、この「オムニ・サイトシーイング(Omni Sight Seeing)」('89)でした。いわば音楽による世界旅行であり、その案内人が細野晴臣というわけです。環境音楽をもじって「観…

Omni Sight Seeing

アニメ映画「銀河鉄道の夜」のサウンドトラック盤('85)。細野晴臣ファンのみならず、いろいろな人が「あのサントラは好き」と公言し、いまだに根強い人気があるアルバムです。原作はもちろん宮澤賢治で、登場人物がすべてかわいらしい猫に置き換えたという…

銀河鉄道の夜

イタリアで開催された日本展のために作られた音楽が、モナド・レーベル第4弾にあたる細野晴臣の「エンドレス・トーキング」('85)でした。なんと公園に設置された13体のロボット型の造形物から、3分前後のテープがエンドレスで鳴り続けるというユニークな…

The Endless Talking

モナド・レーベルの第3弾「パラダイス・ビュー」('85)は、沖縄で撮影された同名映画のサントラ。何と琉球語のセリフに標準語の字幕がつくと言う不思議な作品。全編ロケにより40日間で撮られました。細野晴臣自身も森の司祭という役で出演し、他にも戸川純…